チェコでは、医者と歯医者はかかりつけ医制で、自分で探して登録する必要があります。

 

チェコはずっと医者不足に悩まされていて、その原因は給料のよい近隣の先進国に人手が流れてしまっていることにあると聞いており、特に歯医者に関しては深刻です。

 

日本では異なる病院や歯医者さんを訪問しても受付てくれますが、チェコでは受け付けてくれません。
かかりつけの医者が休暇中の場合、ある程度大きい病院の先生であれば、他の先生のところで診療可能ですが、個人経営のところであれば、かかりつけの医者が休暇から戻るのを待つか、救急病院に行くかの2択となります。

 

 

ちなみに、チェコの救急病院は混んでいることが多く、具合が悪いのに長時間待ちというダブルパンチです(涙)。

体調不良が長く続いている方は、たらい回しにされる&検査の予約すら数か月待ちという状況のチェコですので、日本に帰国して検査されることを強くお勧めします。ただし、チェコの保険はそのままにて一時帰国し、日本の健康保険を取得することは法律違反のようですので、ご注意ください(社会保障協定の実施に伴う厚生年金保険法等の特定等に関しる法律の第4章 第5条に国民健康保険の被保険者としない方の条件があり、その中に、相手国の領域内において就労するものであって、医療保険制度適用調整規定により相手国法令の適用を受けるものという記載があるそうです)

 

私がチェコの病院でびっくりしたことを一部ご紹介しますね。

  • 尿検査だからと渡されたコップが、何度も使いまわされているプラスティックの軽量カップだった
  • 健康診断の聴力検査が、部屋の隅に立たされ、もう片方の隅に看護師さんが立ち、小声で言った言葉を当てるというクイズみたいな検査だった
  • 子供の医療はほぼ無料
  • 無料の定期健康診断は2年に1度
  • 胃カメラ、大腸カメラ検査等、不調な時の検査は無料

チェコの国民健康保険に加入すると、何社か保険会社があるため、保険カードの裏面の番号にて識別されています。

看護婦さんから「変更ありませんか?」と聞かれることがよくあります。(コード参照サイトはこちら

 

 


なるべく病院へ行かないで治せるよう、チェコで手に入るハーブや野菜の効能とレシピを紹介いたします。

少しでも回復のお手伝いになれば幸せです。